今年春に課外授業で訪れた文化服装学院の「ファッション工芸専門課程、帽子・ジュエリーデザイン科、バッグデザイン科、シューズデザイン科」の3年生の学生の皆さんに、伝統織物「イカット(ikat)」を素材に使用した1点ものの作品を制作していただきました。
<帽子ジュエリーデザイン科3年・中島萌さんからの商品紹介>
編み地にはコットン90%、シルク10%の糸を使用しており、ポコポコとした編み目模様に仕上げました。スマートフォンや折りたたみの財布などが入る、コンパクトなサイズです。制作ポイントとして、バッグにちょうど良い丸みと見た目の柔らかさを持たせるために、接着キルト芯を貼り、コロンと可愛らしく仕上げました。編み地は、イカットの柄に合うように何種類か試作し完成させました。
お財布と携帯だけ入れて、身軽にお出かけするときのお供に。洋装にも和装にも、自由に組み合わせてお楽しみください。
※素材:
●イカット生地: 綿100% ●かぎ針編み地:綿90%、シルク10%混合糸を使用●金属ファスナー●Dカン / ●裏地:ツイル(綿100%)
※サイズ:全長/約H35cm、本体/約H19cm×W19cm
※価格:税込8,580円
<取扱注意点・お手入れ方法>
●日々のお手入れは、ブラシで汚れを落とす程度で、洗濯不可・手洗い不可となりますのでご注意ください。●イカット生地は、染め物のため摩擦や水分で色落ち、他の衣服などに色移りする可能性がありますのでご注意下さい。●漂白処理はできません。●生乾きのまま長時間放置しておくと変色などの原因にもなりますので、十分ご注意ください。●撥水加工はありません。●摩擦や水分で色落ち、色移りする可能性がありますのでご注意下さい。●洗濯不可・手洗い不可
<イカット(ikat)とは>
絣(かすり)織物のこと。インド東部に位置するオディシャ州の伝統織物。
あらかじめ文様に従って先染めした絣糸を使用した織物で、複雑で長い時間を要する伝統工芸。
<文化服装学院>
日本で最初の服装教育の学校として認可され、今年で創立98年(2021年現在)。日本のファッション教育の中心的役割を果たし、30万人以上の卒業生は国内外の第一線で活躍し続けています。
https://www.bunka-fc.ac.jp/