絵本『いまめがあったよね?』 [文:おおたゆみこ / 絵:にしかわ©ともみ]

はっぱさん、どんぐりさん、いしころさん、ひとりであそんでるあのこも。
めとめがあったら、いっしょにあそぼ!


この絵本の主人公は、なんにでも目が合っちゃう女の子。



お出かけの先々で、いろんなものと「いま めが あったよね?」とアイコンタクトを交わし、葉っぱさん、どんぐりさん、石ころさん、次々となかまにして、ずんずん先を進みます。







いい感じの水たまりと目があったら、迷わず長靴でバッシャバッシャ!水がかかってずぶ濡れになったコーンさんに、ごめんごめんと謝って、ふと目に飛び込んできたのは砂場で遊ぶ男の子。

「いま めが あったよね?」……この魔法のことばであっという間にふたりは友だちに。





この主人公の女の子は、作者の太田祐美子さんの息子さんがモデルなのだそう。お散歩の先々でいろんなものと目があって、大人からみたらとるに足りないものを拾っては宝もののように大事にしまって家に持ち帰る、そんな姿を日々目にするうちに、この絵本のことばが浮かんだのだとか。


可愛いイラストを担当したのは、”にしかわ©ともみ”さん。次はどんなのと目が合うのだろう?とページをめくる読み進める楽しみが。そして、読み終わった後のお出かけはきっと色々なモノと目があうような世界が広がり、お出かけするのもどんどん楽しくなりそうですねっ◎



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ぶん:おおたゆみこ
え:にしかわ©ともみ

出版元:ブロンズ新社
定価: 1,100円(本体1,000円+税)
サイズ:190×190mm 28P 上製 角丸
ISBN 978-4-89309-701-9 C8771
発行年月:2022/1



<プロフィール>
おおたゆみこ (オオタユミコ) (著/文)
大阪府に生まれる。コピーライター。広告をつくるのが普段の仕事。『いま めが あったよね?』が初めての絵本作品となる。3歳の息子の何気ないひとことを大いなる参考資料として、世界の見方を優しくする言葉を書く。

西川©友美 (ニシカワチョモトモミ) (イラスト)
1987年青森県八戸市生まれ。2009年日本女子体育大学健康スポーツ学科中退。’11年バンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科卒業。同年8月10inc.入社。’18年第19回グラフィック「I_WILL」グランプリ受賞、’20年JAGDA新人賞受賞、’20-21年東京ADC賞受賞。

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『いま めが あったよね?』の世界を楽しめるアプリ&フォトサービスもあるのだとか!詳細はこの本の出版を担当されたスタッフの方のブログに掲載されていますので、是非下記リンク先のブログもご覧になってみてくださいね。

●ブロンズ新社公式ブログ
https://staffroom.hatenablog.com/entry/2022/01/12/123920



そして、現在、「いま めが あったよね?」展と西川©友美さんの展示が青森で2つ開催中です。GWなど是非!


●ヴィジョン・オブ・アオモリ vol.18 西川©友美「ちょもらんま」
会期:2022年4月29日(金・祝)~6月26日(日)
会場:国際芸術センター青森
http://acac-aomori.jp/program/2022-2/


●「いま めが あったよね?」展
会期:2022年3月7日(月)〜 5月8日(日)
会場:八戸ブックセンター ギャラリー
https://8book.jp/bookcenter/4935/


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